2008-01-01から1年間の記事一覧

気づかない方言

このところ「模造紙」の地方名称で「B紙」「大洋紙」などの話が続き、その関係でレファ協の他図書館様から「出身地が分かる!気づかない方言」篠崎晃一+毎日新聞社著・発行 という本が出たことを紹介された。遅まきながら入手。 各県別に特徴的な方言をまと…

B紙ください!

先日中部地方の某ラジオ局より「模造紙」の地域名称である「B紙」について答える生出演を経験。その際 「模造紙は名古屋地方ではB紙と呼ばれる」と広辞苑にも出ていると指摘された。 最新版が手元になかったので見落としていたが、ラジオ局から渡された原…

レファ協インタビュー その2

前回に続き、「レファ協参加館通信」115号に掲載されたインタビュー記事を転載します。 - レファ協にデータを登録されるようになって、何か変わったことはありましたか? 一般公開している事例を見て、図書室へ問合せをいただくことがあり ます。ご意見や…

レファ協インタビュー

このブログで何回かご紹介しているレファレンス協同データベース(http://crd.ndl.go.jp/jp/public/)に「参加館通信」というものがあり、協同データベースに参加している機関宛に送られるメール版ニュースレターです。先月このニュースレターで当館がインタ…

フランスの手漉き紙

紙の博物館には世界各地の紙漉き場の情報についての問い合わせも多い。 古い文献 断片的な情報はあってもなかなかまとまった、かつ最近のものは見当たらない。 インターネットに情報があっても言葉の壁などで全貌を理解するのも困難な状態。紙の博物館機関誌…

OPACへの遠い道のり 最終編

「ぽんと押せばぱっと出る」これこそ正にOPAC まだ機械化(といわれていた)未満の当館もなんとかワープロを通過してaccsessデータベースにまでたどり着いていたが、その先はまた遠かった。 当館の場合それは変な方向からやってきた。 財団法人として公益法…

OPACへの遠〜いミチノリ その2

冊子目録が完成したが 実際はこの目録もすんなり完成した訳ではない。とりあえず全蔵書分類替も終わり さあ次は冊子目録と思っても上司の理解にこぎつけるのが大変 目録 というものの必要さはなかなか分かってもらえない。 まして 部数が少なく結構印刷代が…

OPAC公開

ついにOPACを公開しました。 http://mba-web.co.jp/opac/pml/opac_det.php4実はトップページもまだ完成していないのに発表してしまいました。 OPACなど 最近の図書館では当たり前ですので、何を騒ぐのかと思われるかもしれませんが、 この長い年月を考えると…

色紙(しきし)と封筒

某テレビ番組制作会社よりの質問2件1 色紙はなぜ白いのに色紙というのか色紙は和歌・書画などを書く方形の紙。 「白き色紙」という表現が「枕草子」ほかにみられるように、色のついているもの、ついていないもの、金銀などの加工が施されたものなどさまざ…

予約制図書室

OPAC公開にちなみ図書室の利用を予約制にします。 現在でも閉架図書の利用及びレファレンスの利用には予約をオススメしていますが、今後は見たい本が決まっている場合はすべて予約して下さい。もちろん予約無しでこられても利用をお断りすることはありません…

OPAC

まもなく?カミハク図書室のOPACが公開される予定です。 今までご不便をおかけしました。 NACSISにいくつかのデータを載せているとはいえ所蔵データをすべて公開するのは初めてでかなり緊張しています。 秘蔵データ(死蔵データ?)が 公になることは 利用者…

自画自賛 心優しきライブラリアン達

自分の居場所というものがあります。私の場合 学生時代はクラスでもゼミでも校風にもなじめなかった。 クラブ活動でさえ、当時は違和感を感じていた。 博物館に入り 図書館に配属されて 全国の図書館大会などへも出向いても 図書館とはいえ館種別に 随分カラ…

模造紙 B紙 大洋紙

レファ協に新しく登録したデータ。 http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000029102といっても実はこの何年もいや○十年にも渡って続く質問です。模造紙(もぞうし) 明治初年大蔵省印刷局で抄造されたみつまた紙(局紙)がヨーロッパ…

エコ宣言の日々

「紙・板紙海外動向」(日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合) をNACSISに登録 所蔵登録館は少ない(今のところ当館だけ)のでどうぞご活用のほどを。 「紙パルプ技術タイムス」 の複写依頼1件 こちらも所蔵間は僅少 バックナンバーから最新号までほとんど揃…

こんにゃくのり

本日のレファレンスなので当事者がご覧になったらごめんなさい。 個人情報は書きません。学芸員が「こんにゃくのり〜あまりないと思いますよ」と図書室に来館者を案内してきた。 「こんにゃくのり」について という事で案内を受けた。 「こんにゃくのり」に…

レファレンス協同データベース

レファレンス協同データベースは国会図書館をはじめ、各図書館が レファレンスを協同で解決しあうサービスです。 一般公開もされていますので、一度覗いてみてください。 結構楽しい事例が登録されています。 問題解決のツールとしてかなり有効なものだと思…

1人です

ILLが3件来て喜んでいるとは、大図書館の方がもしご覧になったら滑稽でしょうね。大きなところでは1日数十件〜100件単位でしょう。 しかし、当館は(館ではなく室ですね)1人体制です。受け入れもILLもレファレンスも児童対策もNACSISへの登録も…

本日のILL3件

ILL

紙パルプ技術タイムス 2件 機能紙研究会誌 1件これは所蔵館僅少で 機能紙研究会誌に至ってはNACSISで登録しているのは 当館のみです。どちらも一般的にはあまりしられていない雑誌 しかし 登録して全国目録に出ると利用してくれる人がいるのは これ…

山崎喜都真

いわくありげな紳士2名来室。いきなり「山崎喜都真」について何かあるかとのお問い合わせ。PC全盛時代なれど、それ以前のカード目録が当館には現役で活躍している。その手書き件名目録にありました。製紙業初期のパピールファブリックの功労者でドイツに留…

本日のILL

ILL

紙パ技協誌 Conservation of far eastern art; Abstracts of the contributions to the Kyoto Kongress 複写申込 2件最近Nacsis-ILLからの複写申込多し。当館の登録雑誌数が増えた事も大きい。少しずつだが未登録雑誌を整理のつどNACSISに登録しているが他館…

無料ですか

当館図書室は博物館入館料が必要となりますが、続けてのご利用には会員登録をお勧めします。A会員 B会員がありますが 図書室利用が目的でしたら 年間1000円のB会員をお勧めします。 当日の入館料もお戻しします。

紙業タイムス

ILL

複写申込2件こちらでご紹介しているILLはNACSIS-ILL加盟館間のILLです。 当館はNACSISに受入雑誌のすべてを登録していますので 雑誌複写のお申込は 所属図書館を通じてお願いします。 詳しくはNACSIS 又は web-catをご覧ください。web cat http://webcat.ni…

8月のカレンダーアップしました

HP

8月のカレンダー http://www.papermuseum.jp/calendar8.html

新着雑誌

「正倉院紀要」第30号 正倉院宝物の螺鈿技法に関する知見について 正倉院「厚朴」の原植物について 古代織物の織技の研究について 新たに確認した大鴨郡印の捺された文書断片について「文化財研究紀要」第21集 東京都北区教育委員会 <研究ノート> 東京陸軍…

平成19年度事業・決算報告書アップしました

HP

平成19年度事業・決算報告書 http://www.papermuseum.jp/gyomu.htm

高知県立紙産業技術センターニュース

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複写申込3件

ブログ開設

実業史研究情報センターからのお勧めではてなにブログを開設してみました。少しずつ内容も変更していきますのでホームページとも合わせて よろしくお願いします。 ホームページはこちら http://www.papermuseum.jpとりあえず図書室よりのお知らせ ちょっとし…