気づかない方言

このところ「模造紙」の地方名称で「B紙」「大洋紙」などの話が続き、その関係でレファ協の他図書館様から「出身地が分かる!気づかない方言」篠崎晃一+毎日新聞社著・発行 という本が出たことを紹介された。遅まきながら入手。
各県別に特徴的な方言をまとめたとても気軽に読める本だ。900円

帯のマンガにある「たちまちビール」には笑った。広島では「とりあえず」のことを「たちまち」というそうな。
この本の面白いところは典型的な方言というより、今まで全く気づかずに使ってしまい、ちょっと恥ずかしい思いや 通じなかった例が紹介されていること。

私カミハクも博物館実習生に「その辺 かたしといて」と言って?という反応をされた覚えあり。
又 某友人から「何おらんどるんじゃー」といわれ「何語をしゃべっているのか???この人日本人?」と思ったことがあった。

この本、元は毎日新聞家庭欄に「呼び名でわかる〜」「気づかない方言」として2006年ごろから連載されたシリーズが元となってあらたに調査まとめられたもの。
例の「模造紙」の地方名称や「バンドエイド」の地域名称など、早速今日の居酒屋での話題に使えそうなものばかり。

電車の中で読むと吹き出すかも。おすすめですよ。