B紙ください!

先日中部地方の某ラジオ局より「模造紙」の地域名称である「B紙」について答える生出演を経験。その際 「模造紙は名古屋地方ではB紙と呼ばれる」と広辞苑にも出ていると指摘された。
最新版が手元になかったので見落としていたが、ラジオ局から渡された原稿には確かに広辞苑のコピーが挟まっていた。

「模造紙」のことを「B紙」と呼ぶのは愛知・岐阜・三重県の中部東海地方においてです。新潟では「大洋紙」四国では「とりのこようし」など地方名称が多数ある言葉です。
既にレファ協にも登録してある事例ですし、このブログにも8月6日付けで紹介済みですが、いまだに一番問い合わせが多い質問です。
そもそも「模造紙」という名称にも複雑な由来があります。
うーん これは 「紙の博物館」がきっちりとまとめなければいけない事象のひとつでしょうね。 とは最近思っていますが遅々として進まず。。(反省)