模造紙 B紙 大洋紙

レファ協に新しく登録したデータ。
http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000029102

といっても実はこの何年もいや○十年にも渡って続く質問です。

模造紙(もぞうし)
明治初年大蔵省印刷局で抄造されたみつまた紙(局紙)がヨーロッパに輸出され、それを模してオーストリアで亜硫酸パルプを原料に模造されたものが日本に逆輸入され、日本では大正の初め頃から製造するようになった。高級包装用紙 ポスター用紙のほか、学校などで製図、掲示物の作成に使われる。「オールペーパーガイド」紙業タイムス社 1983

その地域名称として
大洋紙(新潟県) B紙(愛知・岐阜県)ほか 広幅洋紙(鹿児島)広洋紙(熊本・佐賀)などがある。
今回 特に B紙と 大洋紙の語源を調べているが、
今のところ B紙は 紙の大きさ B判からきた。という説と
B模造紙(つやのない模造紙)からきた。という説がある。

大洋紙(たいようし)はなぜか新潟県のみのローカル方言。
大きな洋紙 と教えられたという インターネットの書き込みだけが今のところの情報。
広幅洋紙や広洋紙があるので、これも正しいかもしれない。

何か情報お持ちの方は ぜひ レファ協かこちらのブログへ直接お知らせいただけたらと思います。
引き続き調査を続けていきたいと思います。