山崎喜都真

いわくありげな紳士2名来室。いきなり「山崎喜都真」について何かあるかとのお問い合わせ。PC全盛時代なれど、それ以前のカード目録が当館には現役で活躍している。その手書き件名目録にありました。製紙業初期のパピールファブリックの功労者でドイツに留学経験のある元土佐藩士という事が判明。参考資料を提示したところ、一応のご満足を得られたようで、一安心。
レファレンスはいつ何がどんなところから飛んで来るかわからないが、古びた件名カードのありがたさに改めて感謝した。

当館では予約による来室を進めている。司書がいつも在中しているわけではないからだ。しかし、なかなかこのシステムがわかってもらえず
突然訪れて「何もないのか!」とお怒りをこうむることも多い。

今回はたまたま司書がいて、さらにたまたま資料が見つかったが、
どうぞ なるべく 予約して下さい。事前にゆっくりと準備もできますから。