ダード・ハンター展は終了しました
限定公開のダード・ハンター展 終了しました。
「紙・未来・宇宙」
フレンズ オブ ダード ハンター展 手漉き紙アートセレクション
主催:和紙文化研究会
後援:アメリカ大使館・The Friends of Dard Hunter, Inc・ 公益財団法人 紙の博物館
小津和紙・森木ペーパー
協賛:紙の温度㈱・コスモスインターナショナル・竹尾・東京文物
日本製紙パピリア㈱・光村図書出版㈱
協力:全国手すき和紙連合会・東京藝術大学大学院美術研究科保存科学研究室
第一会場:小津ギャラリー(小津和紙2F)
〜フレンズ オブ ダード ハンターの選抜27作品展示〜
8/31(月)〜9/5(土) 入場無料
第二会場:紙の博物館4F展示コーナー
〜ダード ハンター関連資料展示〜
9/1(火)〜9/6(日)
講演会:紙の博物館1F講堂
9/5(土) 13:30〜16:00
講師:久米康生(和紙文化研究会代表)「紙史研究の権威・ダード ハンター」
ポール デンホード(FDH理事)「フレンズ オブ ダード ハンターの活動」
定員:50名(当日先着)
第二会場・講演会は、別途入館料が必要
雑誌OPACも公開
昨年の図書OPACに続き、本日より雑誌OPACも公開しました。
今まで 雑誌目録としては web-catに載せているものが唯一で
館内で管理するには カード目録や自前のデータベースで管理していたが どうにも管理しきれなくなっていた。
今回 図書システムと一緒に新システムへ移行することになり、やっとOPACとして公開できるようになったのは 大変嬉しいことですが、
実際は よく点検しないで 公開しているので、永久保存していないものや 現在受け入れてないものまで 公開している 始末!!
あいかわらず、出たとこ勝負 出してから考える性格ゆえ
多少のエラーは お許しください?
いずれにしても 事前の予約は どうぞよろしくお願いします。
紙の博物館図書室
http://papermuseum.jp/tosho.htm
実習生
ただ今 学芸員資格履修の為の実習生が博物館に来ている。
資料の受入・整理・保管・保存・展示が 学芸員の仕事の王道ではあるが 実際は・・
中小の博物館では、よく聞くところの「雑芸員」にならざるを得ないのが実情。
思えばはるか昔 某博物館の面接にて「どんなことがしたいですか」「展示です」と 素直に言ったものだった。おそらく「右も左も分からないものが派手な部分しかわからないことをいって」と思われていたに違いない。それだけではないにしろ「何でもやります」といった子が入った。就職難で落とす面接の典型だった。
自分が実習生の頃はもちろん博物館に入れる可能性など1パーセント未満で 漫然と博物館や美術館関係に入れればいいけど 位なものだった。紙の専門家でもなかったし、積極的に紙の博物館に入りたかったわけではなかった。いくつの企業を受けたことか、
結局長い間勤めることになり、やることはまだまだヤマ積みながら、仕事自体は気に入っている。
そんなものですね。 人生も?
秋の講演会「うるわしの料紙」
7月になりました。夏が来れば秋も近い。ということで11月の講演会のお知らせです。
11月23日(祝)13:00〜16:00
場所 紙の博物館講堂
講師 川村裕子氏(新潟産業大学教授)
別府節子氏(出光美術館学芸員)
2名の先生をお招きして平安朝〜鎌倉室町期の文学・古筆のお話や貴族の生活にちなんだ和紙のお話をうかがいます。
川村先生は大学で教鞭をとる傍ら『王朝の恋の手紙たち』(角川選書)『ビギナーズクラッシクス 更科日記』(角川ソフィア文庫)等で若い方向けに古典の普及に意欲を燃やしていらっしゃいます。
川村先生ブログ 王朝と猫 http://kageyuko.cocolog-nifty.com/blog/
別府先生は古筆(近世以前の和歌や物語のテキスト)の専門家として、出光美術館で数々の企画展に取り組まれていますが、東京女子大等での講師として学生さん達に古典のすばらしさを伝えてこられました。
出光美術館ホームページ http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/index.html
お二人の講演の詳細な内容は今後又お伝えしますが、和紙の直接の専門家とは又違った角度からの 和紙の素晴らしさがうかがえる講演会となることと kamihaku自身も 大変楽しみにしています。
詳しくは 紙の博物館のホームページ http://www.papermuseum.jp 又は 今後こちらのブログにて
お伝えしてまいります。