実習生

ただ今 学芸員資格履修の為の実習生が博物館に来ている。
資料の受入・整理・保管・保存・展示が 学芸員の仕事の王道ではあるが 実際は・・
中小の博物館では、よく聞くところの「雑芸員」にならざるを得ないのが実情。

思えばはるか昔 某博物館の面接にて「どんなことがしたいですか」「展示です」と 素直に言ったものだった。おそらく「右も左も分からないものが派手な部分しかわからないことをいって」と思われていたに違いない。それだけではないにしろ「何でもやります」といった子が入った。就職難で落とす面接の典型だった。

自分が実習生の頃はもちろん博物館に入れる可能性など1パーセント未満で 漫然と博物館や美術館関係に入れればいいけど 位なものだった。紙の専門家でもなかったし、積極的に紙の博物館に入りたかったわけではなかった。いくつの企業を受けたことか、

結局長い間勤めることになり、やることはまだまだヤマ積みながら、仕事自体は気に入っている。
そんなものですね。 人生も?