博物館・図書館・美術館


先日 某美術館にてある会合が開かれた。
これは 博物館・美術館が中心となって
ざっくばらんに現在の問題点などをディスカッションする会で
持ち回りにて開かれている。

会議の後の懇親会も(こそ!)楽しみで、名刺交換に始まり、
館種 職種を超えた交流が始まり、その後の仕事も
円滑に進むために役立っている。

今回 私は初めて参加。どちらかといえば この会は
博物館・美術館が中心で 図書館員はいない。
博物館も美術館も 最近はライブラリーが増えているのに、
なぜか声がかからない。

今回はテーマが地方自治との関係ということで
実際 館種を超えて文化ゾーンとしての施設の動きが
あるようだが まだまだ 図書館と博物館の壁は 厚い感じがする。

紙博でも 同じ本でも 学芸部(資料)扱いと 図書室扱いのものが
あったりする。そんなのは 利用者にとっては全く無意味な話なのだが。
学芸員VS司書の冷たいバトルがあったりして・・(汗)

そんな中 紙博で絵画展がひそかに企画されている。
実は 私が担当者の一人。これでも司書兼(なんちゃって)学芸員であります。
でも博物館と美術館の温度差というものも大きい。ノウハウが全く違う感じ。
博物館からすると 美術館は「高級」な感じがする!
英語では 両方とも MUSEUMではないのですか?

いろいろな 垣根 というものを 感じた一夜でした。